外壁タイルvsサイディングvs塗り壁を徹底比較|どれを選ぶ?

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マイホームを建てる時には、いろいろな気になりますよね。
間取りや内装、耐震性、そして費用面・・・。
忘れてはいけないのが「外壁をどうするか?」でしょう。

どのような外壁にするかは、家の全体的な雰囲気を決定する重要な要素の1つです。
もちろん、デザイン的な意味も強く、外壁の素材やデザインが、その家全体の印象を大きく変えてしまいます。

でも、いざ外壁を選ぶとなると、どうしてよいかわからない・・・そんなことはありませんか?
種類も素材も色も形も千差万別。そもそも、何を選べば良いのかわからない。
そんなあなたのために、外壁の種類について、わかりやすく解説いたします。

徹底比較!外壁タイルvsサイディングvs塗り壁・・・どれを選べば良い?

目次

  • 見た目も耐久性も重視したい外壁選び
  • 外壁タイルのメリット|魅力は「高級感」と「耐久性」
  • 外壁タイルのデメリット|初期費用が高い?
  • サイディングのメリット|手軽さと初期費用が安いことが魅力
  • サイディングのデメリット|メンテナンスコストとデザインが課題
  • 塗り壁のメリット|職人技と豊富なバリエーション
  • 塗り壁のデメリット|良くも悪くも職人次第・・・
  • どれを選ぶ?メリット・デメリットまとめ
  • タイプ別オススメパターン
  • 関連記事 外壁タイルについてもっと詳しく知りたい方へ

見た目も耐久性も重視したい外壁選び

一口に外壁といってもいろいろなタイプが存在します。
代表的なものには、「外壁タイル」「サイディング」「塗り壁」があります。

「外壁タイル」とは、石や土、粘土を約1,300度の高温で焼き固めたものです。
お風呂場や床材など内装にもよく使われる素材ですが、外壁にも使用されます。
初期費用が高いとされますが、高級感のある外観にできますし、何よりも耐久性に優れています。

「サイディング」は、金属やセラミック、セメントなどを使用した壁材のこと。
デザインの幅が広く、初期費用が安いことが魅力です。

「塗り壁」は、いわゆる左官職人さんが手仕事で作り出す壁です。
土やセメントなど、様々な材質を用いて、文字通りで塗りあげていく壁です。

この他にもありますが、まずは、「外壁タイル」「サイディング」「塗り壁」の3つを覚えておけば十分です。
それでは、これから、「外壁タイル」「サイディング」「塗り壁」の3つについて、メリット・デメリットを見ながら解説してきます。

まずは、「外壁タイル」から解説していきます。

外壁タイルのメリット|魅力は「高級感」と「耐久性」

外壁タイルの一番の魅力は、何と言っても「高級感」にあるでしょう。
高温で焼き固めたタイルは、素朴な味わいのものから、こったデザインまで様々ですが、実際に外壁として設置した時の風情は、他の手法と比べ物になりません。
特にサイディングと比べた時の重厚感、存在感の違いは明白です。
写真ではなかなか伝わりづらいかもしれませんが、実物を見れば一目瞭然です。
外壁を検討している方は、ぜひ、様々な住宅展示場や見学会などで、サイディングと外壁タイルを見比べてみてください。

また、外壁タイルのメリットとしては、「耐久性」の高さがあげられます。
前述しましたが、外壁タイルは素材となる土や石、粘土を約1,300度の高温で焼き固めたもの。
非常に丈夫で、擦りキズや引っかきキズが付きにくく、いつまでも美しさを保ちます。

これをタイル接着剤や専用の金具で壁に取り付けるのですが、施工をしっかり行えば、地震にも強く、丈夫で長持ちします。
メンテナンス性に優れている点も大きなメリットでしょう。

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外壁タイルのデメリット|初期費用が高い?

「外壁タイル」は良いことだらけに見えますが、もちろんデメリットもあります。
一般的に、外壁をタイルにした場合、他の手法に比べて初期費用が高くなると言われています。
マイホームを建てる際には、何かとコストがかかります。
予算の範囲内に収まらない可能性もあるでしょう。
また、施工した職人の腕が悪いと、浮きや剥がれが発生することもあります。
優れた耐久性を発揮するには、しっかりした施工が必要になります。

ただ、コストの面で言えば、外壁の場合はメンテナンスコストも考えた方が良いでしょう。
例えば、初期費用が安くてお手軽なサイディングですが、10年に1回程度は本格的なメンテナンスが必要になります。(詳しくは、サイディングのデメリットでお話しいたします)
家の規模にもよりますが、1回のメンテナンスで、100万円〜200万円程度のコストがかかると言われています。

もちろん、外壁タイルもメンテナンスフリーという訳にはいきません。10年に1回はやはりメンテナンスは必要になりますが、それでも、劣化が少ないため、そのコストはサイディングの半分以下です。

20年、30年・・・さらにそれ以上と考えた場合、初期費用の差はそれほど大きな問題にはならないでしょう。

なお、最近は、良質な外壁タイルを、手頃な初期費用で提供するハウスメーカーも登場しており、コスト面でのデメリットは、かなり改善されているようです。

 

一般的な外壁材と外壁タイルのトータルコストの比較図 (クレバリーホームの場合)
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サイディングのメリット|手軽さと初期費用が安いことが魅力

次に、サイディングについて解説しましょう。
金属やセラミック、セメントなどの素材を使って作られた外壁材のことをサイディングと呼びます。
家の外側から、外壁材を貼り付けていく工法です。
素材は、セメントなどを焼き固めたもの(窯業系サイディングと呼ばれます)が主流ですが、金属や樹脂などを用いたサイディングもあります。

サイディングのメリットは、何といっても初期費用が安いことにあります。
外壁材を大量生産できますので、素材のコストが安く抑えられます。
また、外壁材を、外側から貼り付けていく形になりますので、施工する職人さんも他の工法に比べれば作業が簡単です。
手軽に施工できて、コストも安いため、多くの住宅で採用されています。

登場した頃は、外壁材のバリエーションも少なく、デザイン性に乏しかったのですが、近年はデザインの種類も豊富で、住宅のイメージに合わせて選ぶことができるようになっています。

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サイディングのデメリット|メンテナンスコストとデザインが課題

サイディングの一番のデメリットは、メンテナンスコストが高くなることにあるでしょう。

サイディングは、施工の際の切断面から外壁材そのものが劣化したり、繋ぎ目である目地に施したコーキングが最初に劣化します。
これらの劣化を放置しておくと、見た目にも良くないですが、家そのものにも大きなダメージを与える結果となります。
また、材質によっては、外壁材そのものに色あせや凹みが発生します。

この為、サイディングの場合は、10年程度で大掛かりなメンテナンスが必要となります。
色あせた外壁材の場合、上から塗装することも可能ですが、傷んだ外壁材を交換したり、コーキングをし直したりする必要があります。
この費用はサイディングの種類や家の大きさにもよりますが、100万円〜200万円ほどかかるとされます。
外壁材にサイディングを選択する場合は、初期費用だけでなく、トータルのメンテナンスコストにも注意することをお勧めします。

もう1つ、サイディングのデメリットとしては、デザイン面に若干の問題があるということです。
デザインの種類も増えて、バリエーションも豊富になったサイディングですが、外壁タイルや塗り壁と見比べた場合、数段見劣りします。
特に、劣化した時の残念な感じは大きなデメリットかもしれません。
家の外観にこだわりをお持ちの方は、その点も考慮に入れると良いでしょう。

塗り壁のメリット|職人技と豊富なバリエーション

「塗り壁」は、日本の伝統的な工法で、土などの素材を下地に塗りあげて作る壁のことです。
文字通り、左官職人さんの手仕事で出来上がります。
何層にも塗り固めていくのですが、一番最後に塗った素材が土であれば「土壁」、漆喰であれば「漆喰壁」と呼ばれます。

塗り壁にする一番のメリットは、左官職人さんの職人技を堪能できる点にあるでしょう。
基本的に、すべて手作業ですので、仕上がり具合に職人さんの個性が出ます。
もちろん、完全にオーダーメードですから、デザインのバリエーションは非常に豊富です。
手仕事の持つ魅力的な仕上がりは、他の外壁にはない特徴でしょう。

また、近年はシックハウス症候群などを引き起こす化学物質を含まない自然素材を用いた塗り壁が注目されており、デザイン面だけでなく、性能面でも注目されています。

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塗り壁のデメリット|良くも悪くも職人次第・・・

塗り壁は左官職人さんの手仕事である以上、その仕上がりは職人の腕に大きく左右されます。
これが、塗り壁のメリットになると同時に、最大のデメリットにもなります。

腕が良くない職人さんの仕事では、耐久性も著しく低下し、見た目もお粗末なものになりかねません。
また、職人さんの感性と合わなければ、素晴らしいできあがりでも、どことなく気に入らない外壁になってしまいます。

耐久性については、しっかりとした施工であれば長持ちはしますが、やはり経年劣化は発生します。
色あせや、細かなクラック(ひび割れ)や、汚れが目立つ場合もあります。
最近では、サイディングの塗装技術が進んだこともあり、メンテナンスの頻度はサイディングよりも多くなっていると言えます。

耐久性についても、工法や職人さんの腕が大きく影響します。
塗り壁は職人さんの腕に大きく左右される外壁なのです。

どれを選ぶ?メリット・デメリットまとめ

改めて、「外壁タイル」「サイディング」「塗り壁」の特徴とメリット・デメリットをまとめます。
外壁材を検討中の方は、どうぞ参考にしてください。

外壁の種類 仕上がり具合 耐久性 初期費用 メンテナンスコスト
外壁タイル 高級感がある 非常に優秀 高め 低め
サイディング 見劣りする 低い 安め 高め
塗り壁 手仕事の味 職人の腕次第 高め 高め

タイプ別オススメパターン

とにかく低コストで仕上げたい

予算に限りがあり、なるべく初期投資を抑えたい方は、サイディングがオススメです。
サイディングの一番の魅力は、初期費用が安いことと、色々な柄があることです。
若い夫婦など、蓄えが少ない場合には良いでしょう。
ただし、築10年前後で発生するメンテナンスの費用は、割高になります。
その費用については、しっかり貯蓄しておく必要があるでしょう。

高くても職人の手仕事にこだわりたい

予算に余裕があり、他にはないこだわりのマイホームをお求めの方は塗り壁が良いでしょう。
職人の手仕事ならではの温かみは、サイディングには真似のできない魅力となります。
二世帯住宅で、親からの経済支援が十分にある場合などは、特にオススメです。
親世代にとっても、馴染みのある塗り壁に安心するでしょう。
ただし、職人選びは慎重に行いましょう。

デザインと耐久性を両立したい

初期費用が多少高くなっても、デザイン性と耐久性を両立させたい方は、外壁タイルがオススメです。
外壁タイルは、耐久性が高いだけでなく、重厚で高級感がある外観となります。
子供が生まれたばかりの夫婦など、これから長期で住む予定のマイホームであれば、タイルの費用を含めても総額が予算内に収まる場合は、やはり外壁タイルが良いでしょう。
初期費用はサイディングなどに比べて高くなりますが、長い目で見た時、メンテナンス費用はかなり安くなります。
末長く住む場合はオススメです。

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外壁タイル相談室の中の人

外壁タイル相談室の中の人

「外壁タイルの家」で有名なクレバリーホーム所属。
外壁タイルを標準仕様としているハウスメーカーとして、日々外壁タイルの情報収集に勤しむ。
外壁タイル相談室では、外壁タイルのメリットやデメリットなど、普段の業務や情報取集の中で得た外壁タイルの情報をお届けします。
夢のマイホーム創りの参考にしていただければ幸いです。

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