家の外壁を永きに渡り守るためには、外壁材そのものの硬さが重要になってきます。
外壁タイルは硬い素材と言われていますが、実際にどのくらい硬いのでしょうか?
本記事では外壁タイルの硬度に関して「モース硬度」を用いてご紹介します。
さらに、サイディングと外壁タイル、どちらが硬い素材なのかも実験通してご説明します。
傷に耐える外壁、耐傷性とは|サイディングとタイル
家を守る重要な役割を担っているのが外壁です。その外壁がどれだけ強いのか(耐傷性があるのか)というのは、家を建てるうえでとても重要な要素になってきます。
例えば、強風時を思い浮かべてください。砂埃が舞ったり、場合によっては小石などが飛んできたりします。
家の外壁というのは、このような過酷な環境下にさらされることもあり、外壁に傷がついてしまうと、そこから劣化につながってしまいます。
このような時、耐傷性が高い外壁材であれば、家を守り続けてくれます。
モース硬度とは?耐傷性の基準|サイディングとタイル
耐傷性の高さを比較するときの基準として、モース硬度というものがあります。
モース硬度は1から10までの整数値で分けられています。
このモース硬度の数値の中で1番硬いものは、ダイヤモンドになります。
ダイヤモンドはモース硬度が「10」と一番硬い素材となります。
柔らかい金属には金や銅といったものがあり、金だと「3」、銅だと「4」になります。
外壁タイルはガラスや鋼鉄よりも硬い
では外壁タイルはどうでしょうか。
タイルのモース硬度は「7」。
これはどのくらいの硬さかというと、ガラスや鋼鉄よりも硬く、砂や小石が飛んでくる状況化でも傷がつきにくいということになります。
窯業系サイディングと外壁タイルの硬度比較
実際に、窯業系サイディングと外壁タイルを用意しました。
今回はこれをドライバー(金属)で削りながら、それぞれの素材の硬さ、耐傷性というものを実験していきたいと思います。
まず、窯業系サイディングを削ってみます。
窯業系サイディングでも硬いのですが、塗装面やサイディング自体が削れてしまい傷がついてしまっています。
次に外壁タイルを削ってみます。窯業系サイディングと異なり、傷はほとんどついておらず、見た目に変化もありません!
外壁タイルにこだわる理由
数ある外壁材の種類の中でも、クレバリーホームが『外壁タイル』にこだわる理由というのは、まさしく上記で挙げた傷に強く新築さながらの状態を何年も維持できるからです。
また、クレバリーホームではすべての商品にオリジナルのタイルを使用することによってコスト削減を実現しています。
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外壁タイル相談室の中の人
外壁タイルを標準仕様としているハウスメーカーとして、日々外壁タイルの情報収集に勤しむ。
外壁タイル相談室では、外壁タイルのメリットやデメリットなど、普段の業務や情報取集の中で得た外壁タイルの情報をお届けします。
夢のマイホーム創りの参考にしていただければ幸いです。

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